セフレ募集

2020年04月03日

僕は昔から絵を描くことが好きで、それは大人になった今も変わらない。紙と絵筆による作画の世界からペンタブが一般的になる前から、僕はパソコンには結構習熟していて、いち早く電子化に移行していた。当時はまだまだその有効性を理解していない人が多く、僕はインターネットで女の子のイラストなどを掲載して、結構な評価を得ていた自負がある。
ただ、お金がかかるのである。ちょっと高性能なペンタブなどに乗り換えるだけでも出費がかさむ。それなりに小奇麗なものは描けるが、商売にできるほどのセンスはないと思っているので、趣味が生活費を圧迫し始めていたのは確かなのだ。
そこで絵を描いてお金を稼ぐ手段として、僕は個人でエロゲーを作り始めた。僕もそうだが、基本的に男性はエロが好きだ。エロはお金になるのである。流れるような漫画の構成はセンスの差がモロに出て鬱になるが、一枚絵の連続で適当な話で断続的にエロ絵を出して行けばもうエロゲーの完成である。そして、その目論見は当たって、エロゲーで結構な商売ができたのだ。新しいペンタブどころか、セフレ募集サイトでべっぴんさんなセフレをゲットできたくらい、儲かったのである。
素人とのセックス
セフレにはエロゲー制作でもお世話になった。エロゲーで使用するいろんなモーションのモデルになってもらったりもした。もちろん、僕も彼女もお互いにセフレ募集していた立場であるが、気づけば、エロゲー制作のための雇用者と雇用人みたいな関係になっていたものである。
しかし、それも最初だけだった。同業者が増えてからはエロゲーも頭打ちになったのである。そりゃ、プロの漫画家などがエロゲー制作に手を出して来たら、所詮、趣味の絵描き程度の僕には太刀打ちができない。売り上げも落ち、エロゲー制作の維持費やセフレとの交際費まで怪しくなってきたのである。
そして、儲けと時間のバランスが取れなくなり、僕は泣く泣くエロゲー制作を断念した。気づけば、絵を描くことを続けたくてエロゲー制作を始めたわけではあるが、いつの間にかエロゲー制作こそが生き甲斐になっていたのである。
そのことをセフレに告げると「じゃもう私たちの関係もおしまいかな」とあっさりと別れられた。彼女は彼女で僕のエロゲーのモデルになることでちょっと興奮していたそうなのである。赤字になっても続けるべきだったのか、と、今は激しく後悔している次第だ。
彼女探し
処女狩り

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